玄関で止まってしまう。
車から降りられない。
学校に行きたいのに、体が動かない。
そんなお子さんの様子を見ながら、保護者の方は毎朝、 「今日は行けるかな」と不安な気持ちを抱えていました。
Aさんは、学校では大きく困っているようには見えませんでした。
しかし、家庭での様子や学校での過ごし方を一緒に整理すると、次のような背景が見えてきました。
表面からは見えにくい困りが、いくつも重なっていたのです。
学び方相談室では、「学校に行けるかどうか」だけで判断しません。
なぜお子さんが動けなくなっているのか
を、保護者の方のお話を伺いながら一緒に整理します。
・どんな場面で不安が強くなるのか
・どんな活動なら安心できるのか
・どんな学び方なら取り組みやすいのか
背景が見えてくると、ご家庭でできる関わり方や、お子さんに合った小さな一歩も見えやすくなります。
Aさんは、けん玉に興味を持ちました。そこで、動画サイトを紹介して技を習得する学習を提案しました。
Aさんは、けん玉に熱中しました。クラスの友だちに披露すると、「すごい!」と褒められました。Aさんは、得意な活動を通して少しずつ自信が芽生えていきました。
けん玉を楽しむ仲の良い友達もできて、学校の中で「安心できる場所」ができ始めました。
表情が柔らかくなり、他の学習でも、自分から活動に向かう姿が見られるようになっていきました。
学び方相談室では、保護者の方のお話を大切にしています。
学校での様子、家庭での様子、得意なこと、苦手なこと、好きな活動などを整理しながら、 お子さんが動けなくなっている背景を一緒に見つめます。
そのうえで、家庭でできる関わり方や、安心して動き出すための小さな一歩を考えていきます。
「どうしたらよいのか分からない」
「このままで大丈夫なのかな」
そんな状態からでも大丈夫です。
お子さんだけでなく、保護者の方の気持ちも整理しながら、 一緒に次の一歩を考えていきます。
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